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~琉球の遥かなる理想郷~
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「若い人へ」誠仁が伝える昔歌
(2008年1月沖縄タイムス記事.転載)
沖縄民謡界の大御所・登川誠仁の六年ぶりのオリジナルCDソロアルバム「酔虎自在」(三千円)が1月16日に発売される。古典音楽から民謡、オリジナルまで十四曲を収録した。登川は、「私が若いころ一緒にやっていた先輩方はどんどん亡くなっている。年上の人から習った昔歌を若い人たちに聴いてほしい。」とPRした。
    
終戦直後に結成された官営の松劇団で地謡を務めた経歴がある登川は、当時師匠だった板良敷朝賢や同じ劇団の芝居役者から教わった歌を残したいと以前から考えていた。去年、手術をして入院したりしたから、早いうちに吹き込んでおかんといかんなあと考えた。残したい曲はたくさんあるからね。今回のアルバムには、民謡だけでなく、組踊『義臣物語』で歌われる「道輪口説や揚作田~伊集早作田」、古典舞踊『しゅんどう』で使われる「やれこのしい節」も収めた。「野村流の工工四に入っているのが全部古典と思っている人もいるがそうじゃない。中には、踊りに使うような “端唄” もたくさんある。揚作田とかがそう。売れる曲ばかりでなく、こうした古典的な作品も (新アルバムに) ぜひ入れてほしい。」と、自分が持ち掛けた。戦後の組踊復興に尽力した芸能家・真境名由康の地謡として活躍した時期もあった登川は、「由康先生は、創作舞踊などで曲の長さに収まらない歌詞を作ってこられた。『君ならできるだろう』という感じでね。自分も早口で歌ったりするのが好きだったから、よしやってやろうと歌っていた。組踊の曲とかいろいろ勉強させてもらった。民謡を歌う若い人たちには、新しい歌ばかりでなく戦前からの民謡や古典曲にも挑戦してほしい。」と考えている。今年七十八歳になる登川。「八十五歳までに自分が知っている民謡の歌詞全部を本にまとめたい。」と、思っている。「思い出したら、すぐ紙に書いて、もうたくさんためてあるんだ。自分の作った歌も含めて、出版したい。一冊では収まらないだろうなあ。」と、夢を語った。
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